続きです
前記事→どっちに通う!?「辻調理師専門学校」と「エコール辻」の違い
の続きです。
フランス校と技研
辻調グループ校を卒業すると、上級校に進むこともできます。大学院的な位置づけなのでもちろん進まなくても良いです。それぞれどんな学校かというと…
- 辻調グループフランス校…通称「フランス校」。辻調理師専門学校、辻製菓専門学校・エコール辻のフランス・イタリア料理マスターカレッジ、製菓マスターカレッジ卒業者が対象。授業6ヶ月+現地のお店で研修6ヶ月。
- 辻調理技術研究所…通称「技研」全辻調グループ校卒業生対象。フランス・イタリア料理、日本料理、中国料理の3コース。レストラン形式のシミュレーション実習が中心。
フランス校のココだけの話
実際、フランス校に行く人はどんな人か。辻調卒業生ならではのぶっちゃけトークをしますと。
お金持ちでやる気満々、調理の技術も座学の成績も優秀!
そんないわゆる「優等生」が行く学校です。なにせおフランス。学費も高いですからね。一般ピーポーには手が出ません(^o^;)
そして授業は基本フランス語。お勉強もできないとハードル高いのです。フランス校希望者は特別にフランス語のテストをやってたなぁ。
半年授業の後、残り半年は現地のレストランで研修となるので、調理技術もある程度自信がないといかんです。研修で逃げ出したくなるよーなチキンには向いてないのですw
選考があるよ
それでもフランス校はなかなか人気でして、希望者の選考があるのです。(私が通っていた時のハナシなので今はどうかな?)
優秀な人から「前期組」残りが「後期組」と2つに分けられ
- 前期組・・・エコール辻卒業後すぐフランス校へ。
- 後期組・・・卒業後半年放置され、前期組が研修に出され校舎が空いた時期(10月?)から授業開始。
というシステムでした。後期組は放置された半年間、飲食店でバイトしたりします。たぶん!
こうした難関を越え、晴れてフランス校を卒業すると!相当立派になって帰ってきます。日本での就職も引く手あまたです。たぶん。(笑)
技研のココだけの話
一方「技研」はどんな人が行くのかというと。
卒業したけどまだ就職するの不安だわぁ。。でもフランス校に行く勇気もないわぁ。。お金はあるからとりあえずもう1年進学しとくか。。
そんな感じのモラトリアム人間が進むイメージですw
あ、これは「エコール辻東京フランス・イタリア料理」に限った話ですがね(・∀・)東京校に通ってるのにわざわざ大阪にある技研に進むのはお金がないとムリ。あえてフランス校を選ばないのは自信がないから!ってな具合です。
大阪からだとまた違った理由になるんだと思います。東京校でも「日本料理専攻」の人の上位校は技研しかないワケなので、これまた違うハズ。技研=さえない学校 ではないのであしからず\(^o^)/
詳しくはこちら
辻調上級校についての詳細はこちら(公式HP)
当時授業で使っていた教科書。フランス料理はこちら。
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